演じるシニア「レジェンド・オブ・LIVE」 2013.3.22 / 2013.3.23 Start 14:00

ワークショップ講師の方々

橘市郎[たちばな・いちろう]

演出家、プロデューサー、京都造形芸術大学教授
早稲田大学専修コース卒業。東宝㈱と契約し、1973年にプロデューサーとなる。81年独立後は、企画制作会社アンクルの代表をつとめ、中野サンプラザからの委嘱で「ロック・ミュージカル ハムレット」「原宿物語」「イダマンテ」を、会社解散後は「ファンタスティックス」「ブルーストッキング レディース」などのミュージカルを制作。2001年京都芸術劇場の初代企画運営室長、07年テアトロ ジーリオ ショウワ初代運営室長を歴任。

岩村原太[いわむら・げんた]

京都市立芸術大学在学中よりライティング・ワークの試みを始め、卒業のち劇場/舞台をフィールドに創作を続ける。デザイナーとして「観光会」を、自身のワークショップとして「pdd_G.Light'W.」を主宰、アーティスト・ラン・スペース/スタジオギャラリー「西陣ファクトリーGarden」代表。90年より参加する「山海塾」ではディレクター天児牛大氏の照明アシスタントを勤め約20年間で42ヵ国を訪問、2004年より「ダンスカンパニー・セレノグラフィカ」に技術演出担当として参加、それぞれ現在に至る。

照明デザインでは関西在住の同世代舞踊家(セレノグラフィカのほか、岡登志子氏、今貂子氏)との作品創作を主とし、また05年より10年まで「鼓童」プロダクションに招かれコンサート(12月公演シリーズ)照明を担当した。京都造形芸術大学舞台芸術学科准教授・同学舞台芸術研究センター主任研究員、京都市立芸術大学非常勤講師。専門は舞台美術・照明、観光、劇場技術・演出。

河村博重[かわむら・ひろしげ]

4歳にて初舞台を踏む。幼少より父河村禎二(重要無形文化財)に師事、数々の子方(子役)を努め『望月』の子方にて大阪芸術祭賞受賞。長じて片山幽雪(人間国宝)に師事、内弟子修行の後独立。各地能会に出演。京都博重青嵐会を主宰し、飯塚・嘉穂劇場で“ろうそく能”を催す。93年ワシントン公演、アテネ演劇祭公演。97年セントラルパーク公演。2000年には新作『空海』にてオランダ、ベルギー、フランス公演に出演。その他海外公演に多数出演。2001年文化庁より日本能楽会会員の推挙を受け重要無形文化財「能楽」総合指定の認定を受ける。京都造形芸術大学 舞台芸術学科客員教授。

川村毅[かわむら・たけし]

劇作家、演出家。ティーファクトリー主宰。「新宿八犬伝 第一巻- 犬の誕生-」にて1985 年度第30 回岸田國士戯曲賞受賞。96 年ACC日米芸術交流プログラムのグランツを受けNYに滞在。

98 年ニューヨーク大学演劇学科に客員演出家として招かれる。近年の主な作品に、<神なき国の夜>三部作、作・演出(2005-08 年ティーファクトリー)、「オトコとおとこ」(2006 年文学座アトリエ公演・書き下ろし)、「アルゴス坂の白い家」(07 年新国立劇場公演・書き下ろし)、「ハムレットクローン」作・演出(03 年ドイツ、04 年ブラジルツアー)、E. イェリネク作「ウルリーケ メアリー・スチュアート」(08 年tpt・構成、演出)等。03 年世田谷パブリックシアターと京都造形芸術大学舞台芸術研究センター共催公演として初演の・演出作品「AOI/KOMACHI」は、07 年国内ツアー・NY他北米ツアーにて再演。英・仏・独・伊語に翻訳され、出版や現地でのリーディング公演などが行われている。11 年世田谷パブリックシアター主催< 劇作家の作業場> にて創作を重ね、12 年白井晃氏演出により初演された戯曲『4』にて第16 回鶴屋南北戯曲賞、平成24 年度文化庁芸術選奨文部科学大臣賞を受賞。

14 年3月吉祥寺シアター・シェイクスピアシリーズ(W. シェイクスピア生誕450 年)『荒野のリア』(仮題)(原作『リア王』、主演・麿赤兒、手塚とおる)構成・演出予定。同3月世田谷パブリックシアター主催 野村萬斎主演・演出『神なき国の騎士』(仮題)書き下ろし予定。 京都造形芸術大学舞台芸術学科教授。日本劇作家協会、日本演出者協会会員。
HP :http://www.tfactory.jp/

山田せつ子[やまだ・せつこ]

ダンサー・コレオグラファー。京都造形芸術大学舞台芸術学科客員教授。ダンスカンパニー「枇杷系」を主宰する。明治大学演劇科在学中に舞踏研究所「天使館」にて、笠井叡に師事。求心的で繊細なフォルムとピュアな作品づくりで、日本のコンテンポラリーダンスの先駆けとなる。国内外での公演多数。韓国では、1986年金梅子氏の招きでソロ公演を行って以来、多くの公演を行ってきている。ソロ作品、グループ作品の公演、演劇とのコラボレーションなどとともに、ダンス企画のデイレクターとしても活動し、あらたなダンスシーンを切り開く仕事を続けている。主な作品「FATHER」「速度ノ花」「夢見る土地」「Songs」「ふたりいて」『薔薇色の服で』など。2012年2月にはフランスの美術家クロデイーヌ・ドレとのコレボレーション『Blanc 』を発表し、好評を得る。また、大学の研究センターでは、海外からコレオグラファーを招き、次世代のコレオグラファーを育成するプロジェクトを現在継続中。8月には新作ソロの公演を予定。著書にダンスエッセイ『速度ノ花』(五柳書院)がある。