作:西本朱里(生徒創作)
出演を辞退されました
私たち向陽高等学校の演目、「如何にして蛞蝓は蝸牛でいることをやめたのか」は、3人の高校生が過去にあった辛く哀しい出来事を糧として、前に進み始めるまでを描いた物語です。
原案:演劇部 構成・脚本:いしいみちこ(顧問創作) 補作:神永真美
今年の高校生活はリモートで授業が始まり、部活も再開できず、友達とも会えない中、それぞれ色々な事を考えました。コロナ、受験、将来、部活……。たくさん話し合い、今の私達のリアルが詰まった劇になりました。世界にパワーと笑いを届けます!!
作:Cherry(しぇりー)(顧問創作)
シェイクスピアの戯曲『テンペスト』を下敷きにしたお話です。
時は20年ほど先、AIが日常に定着している時代。プロスペロー社社長・室津繁朗(としろう)は、大学時代に立ち上げたミラノ社を弟・遠二雄に乗っ取られた。復讐に燃える繁朗……。さて、兄弟の未来は和解か? 決別か?
作:岩井太陽(生徒創作)
同志社高校演劇部は、1・2年生7名で活動しています。『ざつもくりん』は、何気ない日常の中の「ひっかかり」から生まれました。卒業を間近に控えた中学生。調べ学習を通じて始まった小さな交流が、もたらしたものは……。
作:小笠原彩(生徒創作) 潤色:演劇部
『海鳴り』で全国に衝撃を与えて早数年。再び西宮今津が春秋座の舞台に上がってきました。もっとも当時と今ではクラブの環境も大きく変化し、やや個性的すぎる部員たちが自由奔放に駆け回るお芝居となっています。今までの今津のテイストとは一味違う舞台をお楽しみください。
作:芹川 藍(既成)
先に逝ってしまった妹の墓参りをする幼なじみの老婦人。懐かしい思い出話をするうちに、2人の思い出は時空を遡り、幼き頃に3人で遊んだ大きな銀杏の木へ舞い戻る。それは、時の流れ、命の儚さ、魂のやさしさを見続けてくれた銀の実の時間だった。