舞台芸術6
特集バロック的
オランダ絵画の語りかけ―述語の力 太田省吾
バロックの夢 鴻英良
宮沢章夫 インタヴュー 聞き手=森山直人・八角聡仁
「トーキョー」から見える同時代の地図
散―歩せよ! 丹生谷貴志
狂った時代とバロック的なもの――アルトー再読の試み 塚原史
箔足のバロック 豊島重之
バロックと演劇の近代性――編集部からの問題提起 鴻英良
W・ベンヤミン『ドイツ悲劇の根源』の基本的立場と、その近代芸術論への展開 浅井健二郎
共同討議 バロック的なるもの、その可能性の中心をめぐって
浅井健二郎/古井戸秀夫/浅田彰/八角聡仁/鴻英良
スペクタクル、バロック悲劇、決断のポリティクス――ベンヤミンによるバロックとワイマールの重ね読み ルッツ・P・ケプニック 訳・解題=細見和之
『繻子の靴』あるいはグローバル演劇 渡邊守章
遮断と増殖――土方巽のモダニティ 麿赤兒
スイジャクオペラ 高橋悠治
あるイニシエーション 秀実
消費社会のアレゴリー 海上宏美
フレーム内で変成する「かたち」――マシュー・バーニー「クレマスター」をめぐって 天野一夫
モダン・ダンス出現の背景におけるバロック・ダンス 古後奈緒子
時評 パレスチナから遠く離れて――「開示すべき語り=物語(ルビ=ナラテイヴ)」はあるのか? 内野儀
「子供の国のダンス」便り――「ギャル文字」的! 桜井圭介
仁左衛門の権太 小林昌廣
テクスト『ディクテ』の舞台化――韓国の劇団ミュトスの公演とシンポジウムから 池内靖子
連載 観世榮夫 わが演劇、わが闘争 5 インタヴュー 聞き手=茂山千之丞
やさしい現代演劇 6 川村毅
過渡期としての舞台空間――小劇場演劇における「昭和三〇年代」 5 森山直人
北座はいま2――上手・下手という概念の起源 木戸敏郎
つシェイクスピアはシェイクスピアであることをやめるのか?
――アダプテーション理論とマクロテンポラリティ 大橋洋一
上演台本◎ マジック・アワー/アルジュン・ライナ
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