京都芸術劇場 春秋座 studio21

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公演情報

公演名

G. プッチーニ 作曲
歌劇「ラ・ボエーム」全4幕(原語上演・字幕付)

日時 2011年9月3日(土) 17:00開演 (16:30開場)
       4日(日) 14:00開演 (13:30開場)
会場 京都芸術劇場 春秋座
料金 【全席指定】
S席 一般9000円  シニア8500円
A席 一般7000円  シニア6500円
学生&ユース席 2000円(座席範囲指定)
※ユースは25歳以下、シニアは60歳以上
※シニア・学生・ユースは要証明書提示
チケット取扱い 2011年5月25日(水) 10:00発売開始
□京都芸術劇場チケットセンター
 TEL:075-791-8240(平日10:00~17:00)
□京都芸術劇場オンラインチケットストア
チケット購入
電子チケットぴあ
イープラス
□京都新聞文化センター
□KBS京都事業部
□京都・滋賀各大学生協プレイガイド
□京都音協プレイガイド
※学生&ユース席は京都芸術劇場チケットセンター、大学生協のみ取り扱い
友の会特典 先行発売 2011年5月24日(火)10:00
京都芸術劇友の会料金
S席8000円 ←1000円お得!
A席6000円 ←1000円お得!


入会はこちらから
お問合せ 京都造形芸術大学 舞台芸術研究センター
TEL:075-791-8199

日本人が一番好きなオペラ、プッチーニ作曲の「ラ・ボエーム」全4幕を春秋座で開催。
構成演出に今最も注目されている新進オペラ演出の岩田達宗氏。
企画制作には、NPO法人ミラマーレ・オペラ。
指揮は牧村邦彦、出演はテノール歌手・村上敏明、ソプラノ歌手・川越塔子 他。
春秋座らしい創りをすることによって新たな感動を与えます。
またオペラを1万円未満で堪能できるのも魅力的です。

あらすじ

1830年頃、舞台はパリ。
あるアパートの屋根裏部屋で、詩人ロドルフォ、画家マルチェッロ、音楽家ショナール、
哲学者コルリーネが貧しいながらも陽気に共同生活をしていました。
クリスマス・イブの夜、4人は街に繰り出そうと意気投合しますが、
詩人ロドルフォだけは原稿を仕上げるためアパートに一人残ります。
そこへ、ロウソクの火をもらいに隣人のお針子ミミがやって来ますが、
ミミは戸口で鍵を落としてしまった上、風でロドルフォのロウソクも消えてしまいます。
暗闇の中、手探りで鍵を探す二人の手がふれあい、二人は恋に落ちたのでした…。
貧しい芸術家たちの純愛と友情の物語は、誰もが感動し涙する作品です。

みどころ

新進の演出家・岩田達宗による演出

本公演の構成演出を手がけるのが、今最も注目されている
新進オペラ演出家の岩田達宗氏。
数々のオペラ公演の演出を手がけ、全国各地のオペラ公演を
成功に導いている多忙を極める演出家です。
今後もオペラ演出家として先鋭かつ広範な活動が期待されています。
劇場の機構を大いに利用した岩田氏の斬新な演出に乞うご期待!

日本を代表するソリスト達の豪華な共演!

ミミ役に川越塔子(3日)と稲森慈恵(4日)、詩人ロドルフォ役に村上敏明(3日)、清原邦仁(4日)など日本を代表するソリストたちが多数出演します。
ミミ役の川越氏は、第3回BUNKAMURAオペラティックバトルにて優勝後、日本オペラ協会公演・團伊玖磨<夕鶴>のつうに抜擢されオペラデビュー。イタリア留学後数々の重要な公演で主演を演じ、日本舞踊も学び多くの才能を兼ね揃える、注目のオペラ歌手です。
村上氏はイタリアオペラを中心に34役の幅広いレパートリーを有し、数多くの公演にソリストとして出演、実力派若手テノール歌手として現在最も期待されています。
美しい歌声と演奏をどうぞご堪能下さい。

プロフィール

構成・演出/岩田 達宗

©大阪音楽大学

オペラ演出家。神戸市出身。東京外国語大学フランス語学科卒業。大学卒業後、劇団「第三舞台」を経て、舞台監督集団「ザ・スタッフ」に参加。オペラの舞台製作にかかわる。‘96年五島記念文化賞オペラ新人賞を受賞。‘98年より2年間、ドイツ、イギリスを中心にヨーロッパ各地を遊学、研鑽を積む。帰国後、本格的にオペラ演出家として活動を始める。なかでも‘03年に堺シティオペラでのプッチーニ作曲「三部作」、‘05年いずみホールでのプーランク作曲「カルメル会修道女の対話」は、同年の音楽クリティック・クラブ賞、大阪府舞台芸術賞を受賞。同じく堺シティオペラ「三部作」と愛知万博開催記念オペラ新実徳英作曲「白鳥」は佐川吉男賞を受賞。‘06年には自身が、オペラ演出家として初めてとなる音楽クリティック・クラブ賞を受賞。 またソプラノ佐藤美枝子とのコンビによるモノオペラ「幻想のルチア」、尾崎比佐子プロデュースによる「ロメオとジュリエッタ」、三木稔作曲「幸せのパゴダ」などの少人数による実験的な小劇場オペラでは台本も担当。好評を得て全国を巡演中。全国各地のオペラ公演を成功に導き、多忙を極め、『行列のできる演出家』と言われている人気演出家である。

指揮/牧村 邦彦

現在国内で最もオペラ指揮回数の多い指揮者の一人。大阪芸術大学演奏学科を卒業後、ウィーン国立音大でO・スイットナー氏のもとで学ぶ。帰国後大阪シンフォニカー(現大阪交響楽団)指揮者として13年間活躍、数百回の演奏会を指揮した。他に京都市交響楽団、広島交響楽団、関西フィルハーモニー管弦楽団、京都フィルハーモニー室内合奏団、大阪市音楽団などでも活躍。海外でもグルジア国立アジャーラ交響楽団やアンバサーデ・オーケストラ・ウィーン等を指揮。活動の中心とするオペラのレパートリーは70作品に近づき、北海道、名古屋、関西、四国、中国の《二期会》を始めとする全国各地のオペラ団体やアメリカのソルグオペラ、ホワイトウォーターオペラに客演している。

公演監督/松山 郁雄 ベノア・アルチンドロ/松山 いくお

新潟県糸魚川市生まれ。新潟県立糸魚川高等学校卒業。昭和音楽短期大学声楽科卒業。東京声専音楽学校オペラ研究科修了。オペラ出演およびオペラの制作を活動の中心としている。93年に国際ロータリー財団の奨学生としてイタリアのトリエステに留学。滞在中は研修の傍らサンジュスト寺院の聖歌隊ソリストを勤めた。また日本の歌を中心としたコンサート活動の他、トリエステ民謡の邦訳と歌唱などで注目を集め同市のTVやラジオ番組にも出演しトリエステ市民にも好評を得た。ギリシャ人の作曲家マルコ・ソフィアノープロより献呈を受け、バリトンとパイプオルガンのためのミサ曲「12のエレミアの哀歌」の世界初演はトリエステの音楽層からも高い評価を得た。オペラの主なるレパートリーには「ドン・パスクァーレ」のタイトル・ロール、「コズィ・ファン・トゥッテ」のドン・アルフォンソ役、「フィガロの結婚」のフィガロ及びバルトロ役、「ジャンニ・スキッキ」のタイトル・ロール、「奥様女中」ウベルト役、「愛の妙薬」のドゥルカマーラ役など軽妙な役どころが多い。05年には演劇界デビューも果たしており、歌唱と共に存在感のある役作りにもいっそう磨きがかかっている。現在、昭和音楽大学及び大学院講師。NPO法人ミラマーレ・オペラ代表。東京オペラプロデュース会員。藤原歌劇団団員。日本演奏家連名会員。

出演
ミミ…        川越 塔子 (3日)/稲森 慈恵 (4日)
ロドルフォ…     村上 敏明 (3日)/清原 邦仁 (4日)
マルチェッロ…    井上 敏典 (3日)/東  平聞 (4日)
ムゼッタ…      柴山  愛 (3日)/古瀬まきを (4日)
ショナール…     萩原 次己 (3日)/楠木  稔 (4日)
コッリーネ…     片桐 直樹 (3日)/雁木  悟 (4日)
ベノア/アルチンドロ…松山いくお (両日)
合唱
ミラマーレ・ヴィルトゥオーゾコーラス
演奏
ミラマーレ室内アンサンブル