『石のような水』プロローグイベントを 10月19日より1週間、 元・立誠小学校 特設シアターで開催。 タルコフスキーの映画作品『ストーカー』『惑星ソラリス』、 維新派・松本雄吉氏の『蜃気楼劇場』舞台映像、 松田正隆氏の出演のテレビドキュメンタリー『CAMOCEЛ(サマショール) ―長崎そしてチェルノブイリ』の上演に加え リーディングやトークイベントなどを行い、盛況を得ました。 今回は『石のような水』のいくつかシーンリーディング後 演出家・松本雄吉さんに本作品の魅力や舞台美術の見どころを中心に、 演劇批評家・森山直人と作品についてトークの摸様をご紹介します。
維新派主宰。1974年以降の全ての作品で脚本・演出・構成を手がける。1991年東京・汐留コンテナヤードでの巨大野外公演「少年街」より、独自のスタ イル「ヂャンヂャン☆オペラ」を確立。野外にこだわり、観客とともに旅する「漂流」シリーズを企画。奈良・室生、岡山の離島・犬島などで公演を行う。代表 作に野球グラウンドを全面使用した「さかしま」、離島の銅精錬所跡地内に劇場を建てた「カンカラ」、琵琶湖上に作った<びわ湖水上舞台>が大きな話題と なった「呼吸機械」など。2002年朝日舞台芸術賞、05年読売演劇大賞優秀演出家賞、09年朝日舞台芸術賞・アーティスト賞、芸術選奨文部科学大臣賞、 11年紫綬褒章受章。