これまで京都芸術劇場 春秋座では、ミュージカルなどの第一線で活躍している実力あるアーティストによるコンサートを数々上演してまいりました。今秋は元宝塚歌劇団トップスターの涼風真世が、京都フィルハーモニー室内合奏団との共演で、懐かしの宝塚ナンバーやミュージカルナンバーをお届けします。
宝塚でも歴代トップクラスに入る歌唱力の持つ涼風真世が退団後、主演を務めた数あるミュージカルの中で、特に強烈な印象を与えたのが「エリザベート」と「マリー・アントワネット」でした。その代表曲をクラシックのオーケストラで演奏できたらと、京フィルの熱望により2007年より実現したのが本公演です。 京都フィルハーモニー室内合奏団は、クラシック音楽に限らず、俳優、狂言師、落語家など様々なアーティストとコラボレート公演を精力的に行うプロの合奏団です。指揮は、近年ミュージカルにも活動の場を広げ、「マイ・フェア・レディ」「レ・ミゼラブル」「キャバレー」などのロングラン公演の全国ツアーを成功させている井村誠貴が務め、春秋座ならではの特性を生かし、さらにスケールアップした珠玉のコンサートをお送りします。
涼風真世の圧倒的な歌唱力と京フィルの奏でる流麗なハーモニーを、
ご夫婦、ご家族、恋人や友達とご一緒に秋の京都、春秋座でじっくりとご堪能ください。