シンポジウムと上演 観阿弥の「白髭の曲舞」と能『白鬚』

日本の代表的古典芸能の能は、いつ、どのようにして形成されたのか。この問題をめぐって重ねられた研究成果を、シンポジウムと実演で公開します。

能に「曲舞」を取り入れ、革命をもたらした観阿弥。応安7年(1374)、12歳の嗣子・世阿弥とともに催した今熊野猿楽と同時期に制作された「白髭の曲舞」を取り上げ、観阿弥の「曲舞」とはどのようなものだったのかを検討し、能役者による再現を通して能の形成について考えます。後半は片山九郎右衛門らによる『白鬚』を上演します。

京都造形芸術大学舞台芸術研究センター主催
協力: 公益財団法人 片山家能楽・京舞保存財団
平成26年度 文化庁 大学を活用した文化芸術推進事業 大学から文化力 文化庁