演じる高校生

大阪府立緑風冠高等学校 インタビュー

奥野悟さん、大森浩平さんにお話を伺いました。

 
―最優秀賞おめでとうございます。
奥野
ありがとうございます。
 
―受賞のご感想をお願いします。
奥野
夢のようで。さっきビンタされて、 それでやっと気がついたぐらいで。 まだ、分けが分からない状況なのですが、 ただ、ただ嬉しいという感情で一杯です。
 
―今回、受賞した『太鼓』という作品のみどころは?
大森
今の日本は、政治の面でも色々ありますが 戦争というものの残酷さや冷酷さといったものを 今の高校生や色々な人に伝えたいです。 伝えたいところが皆に伝わればいいなと思います。 奥野 死とは一体どういうものなのか、 命の尊さや儚さを表現したいと思っています。
 
―作品を作っている中で、楽しかったこと、苦しかったことは、どんなことですか?
奥野
僕は、セリフを言う時に 身体が揺れてしまうというクセがあったのですが それを直すのに苦労しました。
大森
演出をやらせてもらったのですが 役者に色々なことを教えたり、 裏方に、こういう風にして欲しいなと 伝えたりする中で「伝える」というのは、 すごく難しいことだなと思ったのと、 それを上手く受け止めてもらえるかな、 という心配もありました。
 
―春秋座講演に向けて意気込みを
大森
僕は先生を春秋座に連れて行きたかったので 連れていけてよかったなと思っています。
奥野
もっともっと、みんなを引っ張っていけるように、 がんばりたいです。