公演詳細

主催公演

劇場20周年記念プレ公演
伊藤キム ソロダンス作品『病める舞姫』

題材は舞踏の始祖・土方巽(1928-1986)の著作『病める舞姫』。訪れた部屋には一冊の本が置かれてあり、それを手にしたことで徐々にその世界に引きずり込まれていく――
ダンス、言葉、ギターの弾き語りをツールに、伊藤キムがシャーマンとなり、土方巽が遺した『病める舞姫』の世界へと誘います。

【伊藤キムより】
土方巽は私にとって遠い祖先のようであり、何万光年も先にある不気味な光を放つ星でもあります。そういう得体の知れない巨星の『病める舞姫』にどう取組めばいいのかあれこれ考えを巡らせた結果、そのまま身を委ねてシャーマンのような存在になろうと思い至りました。
『舞姫』にうごめく言葉たちが私に乗り移り、声や動きとなってアウトプットされ、土方巽でも病める舞姫でもそして伊藤キムでもない、見知らぬ誰かが現れてくるような瞬間を見届けていただければ幸いです。






劇場ニュースレターに伊藤キムさんのインタビューを掲載中!
ぜひ、お読みください。



 
公演情報
2021年3月27日(土)14:00 前売完売
2021年3月28日(日)14:00 残席わずか
※当日券情報は劇場SNSにてお知らせいたします
※開演10分前より整理番号順で入場いただきます
会場:studio21

伊藤キム
フィジカルシアターカンパニーGERO 主宰。87 年舞踏家・古川あんずに師事。95 年「伊藤キム+輝く未来」結成。96 年フランス・バニョレ国際振付賞、02 年第一回朝日舞台芸術賞・寺山修司賞、08 年横浜文化賞奨励賞。05 年にバックパックを背負って半年間の世界一周の旅に出る。おやじが踊って給仕する「おやじカフェ」のプロデュースを国内外で行う。15 年新カンパニーGERO を結成して10 年ぶりに創作活動を再開。青山学院大学ワークショップデザイナー育成プログラム修了。かなっくホール(横浜市神奈川区民文化ホール)レジデンスアーティスト。

原作:土方巽
構成・演出・振付・出演:伊藤キム

演出助手:伊豆牧子
音楽:松平敬 ほか
映像:離-hanare-
舞台監督:原口佳子
照明:三浦あさ子
音響:牛川紀政
制作:神田圭美
協力:森下隆(慶應義塾大学アート・センター)、神奈川区民文化センターかなっくホール
初演:2018 年d—倉庫

助成:文化庁文化芸術振興費補助金(劇場・音楽堂等機能強化推進事業)、独立行政法人日本芸術文化振興会
チケット情報
整理番号付き自由席

体調不良により公演にご来場いただけない方、感染症予防の観点でご来場を控える方の場合の払い戻し手続きについてはこちらをご覧ください。



一般発売    2月3日(水)10:00
友の会先行発売 2月2日(火)10:00
※友の会先行発売は、1月25日(金)までのご入会でご利用いただけます。ご入会方法はこちら
※チケット発売日(2/2,3)はチケットセンター窓口での販売をいたしません。お電話かオンラインチケットストアでのお申込みをお願いいたします。

一般     3000円
友の会    2800円
学生&ユース 2500円
*当日各+500円(当日券の販売を行わない場合もあります)
*未就学児の入場はご遠慮下さい



その他プレイガイド

託児サービス(要事前予約)
3月28日(日)の回は託児サービスをご利用いただけます。
対象:生後6ヵ月以上、7歳未満
料金:お子様1名につき1500円
申込期間:2/3(水)~ 3/19(金)17:00まで
予約・お問合せ:京都芸術大学 舞台芸術研究センター TEL 075-791-9437
伊藤キム オンラインワークショップ

土方巽の言葉には、時空をすり抜けて身体の深層に到達するような趣があります。
今回の作品で実際に使用している『病める舞姫』の一節を使って振付を体験していただくワークショップです。
土方巽の言葉に乗っかって「からだの旅」に出てみましょう。

(伊藤キム)

☛ワークショップ詳細はこちら

日時:2021年2月28日(日)14:00スタート(15:30終了予定)
料金:1000円
定員:15名
お申込み方法:Peatixにて受付
受付期間:2月3日(水)10時~2月26日(金)17時(受付終了)
※受講者の方にはZoomアドレスを開催日までにお知らせいたします