公演詳細

主催公演

KYOTO EXPERIMENT 京都国際舞台芸術祭 2019 公式プログラム 
ウィリアム・ケントリッジ 『冬の旅』

南アフリカ・ヨハネスブルグ出身の現代美術家ウィリアム・ケントリッジによるドローイング・アニメーションが世界最高峰のバリトン、ピアニストとともに立ち上げるシューベルト名作のコンサート。
深奥で美しく、孤独な世界。

『冬の旅』
ウィリアム・ケントリッジ(演出・映像)
マティアス・ゲルネ(バリトン)
マルクス・ヒンターホイザー(ピアニスト)
原語上演(ドイツ語)・字幕なし

WINTERREISE Franz Schubert
Stage direction and visual creation: William Kentridge
Baritone: Matthias Goerne
Piano: Markus Hinterhäuser
Language: German, with no subtitle

 

劇場ニュースレターでは「冬の旅」を特集中。喜多尾道冬さんの劇評を掲載中です。
併せてぜひ、ご覧ください。



 
開演後は途中入場いただけません。お早目のご来場をお願いいたします。

前売完売いたしました。当日券は会場にて開演1時間前より販売予定です。
公演当日の午前11時頃に、Kyoto Experimentおよび京都芸術劇場Twitterにてお知らせいたします。

 
公演情報
10月18日(金)19:00

 
会場:春秋座
 

シューベルト歌曲集《冬の旅》作品89(1827年)
詩:ヴィルヘルム・ミュラー

演出・映像:ウィリアム・ケントリッジ

舞台美術:装置:ザビーネ・トイニッセン
衣裳:グレタ・ゴアリス
照明:ヘルマン・ソルゲロース
映像編集: スネジャナ・マーロヴィチ
映像オペレーター:キム・ガニング
舞台監督:サンドラ・ホフマン
技術・照明マネージャー:クリスチャン・ラクランプ

バリトン:マティアス・ゲルネ
ピアノ:マルクス・ヒンターホイザー

[演出・映像]ウィリアム・ケントリッジ
1955年生まれ。ドローイング、映像、オペラ作品などで世界的に知られた美術家。南アフリカのヨハネスブルグ生まれ。独特な作風は、植民地政策やアパルトヘイトをはじめとする母国南アフリカが置かれた社会政治的状況を、手法やジャンルを横断しながら視覚的な表現へと昇華することで生まれた。また、映像の歴史に言及するかのように、現在のCG映像の原点とも言えるコマ撮りアニメーションを用いる。ドローイングを部分的に描き直しながら、その変化を1コマ毎に撮影する、気の遠くなるような作業がケントリッジのアニメーションおよび映像作品を支えている。1990年代以降、世界中から大きな注目を集め、オペラ作品では、モーツァルト《魔笛》(2005年)、ショスタコーヴィチ《鼻》(2010年)、アルバン・ベルク《ルル》(2015年)および《ヴォツェック》(2017年)を手がける。2010年には京都賞を受賞。
© Adine Sagalyn

 

[バリトン] マティアス・ゲルネ
幅広い声の柔軟性を備えた才能ある声楽家のひとり。世界中のファンから称賛を集め、名高い音楽フェスティバルやコンサートホールの常連でもある。ワイマールに生まれ、ハンス=ヨアヒム・バイヤー、エリザベト・シュヴァルツコップ、ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウらに師事。世界を牽引するオーケストラ、指揮者、ピアニストたちとのコラボレーションを展開し、ニューヨークのメトロポリタン歌劇場やウィーン国立歌劇場をはじめ、世界有数のオペラハウスでの公演を行う。これまでにリリースした数々のCDは、4度にわたってグラミー賞にノミネートされる他、ICMAアワード、グラモフォン・アワード、Diapason d’Or arteをはじめとする多くの権威ある賞を受賞している。2018年から2019年にかけてのシーズンには、ニューヨーク・フィルハーモニックでアーティスト・イン・レジデンスを経験。
© Caroline De Bon

 

[ピアノ] マルクスヒンタホイザ
イタリアのラ・スペツィア生まれ。ウィーン国立音楽大学およびザルツブルク・モーツァルテウム大学にてピアノを学ぶ。ソリストおよび室内楽のピアニストとして、カーネギーホール、ムジークフェライン、ウィーン・コンツェルトハウス、ミラノのスカラ座をはじめとする世界の名だたるコンサートホールで公演を行う。近年は、ルイジ・ノーノ、カールハインツ・シュトックハウゼン、モートン・フェルドマン、リゲティ・ジェルジュらの現代音楽の解釈に力を注いでいる。ラジオやTV向けのレコーディングの他、アルノルト・シェーンベルク、アルバン・ベルク、アントン・ヴェーベルンによるピアノ全作品集をCD化。また、クリストフ・マルターラー、ヨハン・シモンズ、クラウス=ミヒャエル・グリューバーといった演出家の演劇作品にも度々音楽を提供している。2014年から2016年までウィーン芸術週間の芸術監督を務め、2016年10月からは、ザルツブルク音楽祭の芸術監督に就任している。
© Salzburger Festspiele / Franz Neumayr

 

 
チケット情報
全席指定
開演後は途中入場いただけません。お早目のご来場をお願いいたします。

前売完売いたしました。当日券は会場にて開演1時間前より販売予定です。
公演当日の午前11時頃に、Kyoto Experimentおよび京都芸術劇場Twitterにてお知らせいたします。

※当日券は前売料金+500円。高校生以下は前売・当日料金ともに同額。
一般     5000円
学生・ユース 3000円
高校生以下    1000円
ペア       9500円(前売のみ)
※『冬の旅』とKYOTO EXPERIMENT公式プログラムの複数演目を合わせてお得に観劇できるセット券は一般発売日(7月26日)より販売開始。(セット券取扱いはKYOTO EXPERIMENTチケットセンターのみ)

*上演時間1時間18分
*途中入場不可
*10歳以上推奨



【その他プレイガイド】
◎KYOTO EXPERIMENT チケットセンター(一般発売のみ)https://kyoto-ex.jp/home/
◎ロームシアター京都(一般発売のみ)https://rohmtheatrekyoto.jp/



 
託児サービス(要事前予約)
対象:生後3か月以上12歳未満
料金:お子様一人につき1,500円
お申込み: 10月11日までにKYOTO EXPERIMENT事務局まで
TEL 075-213-5839(11:00-19:00)

 
その他
製作:エクサンプロヴァンス音楽祭
共同製作:ウィーン芸術週間、オランダ・フェスティバル、ヘレンハウゼン芸術祭(ハノーファー)、ニーダーザクセン音楽祭(ゲッティンゲン)、リンカーン・センター、ルクセンブルク市立劇場、リール歌劇場
主催:京都造形芸術大学 舞台芸術研究センター、KYOTO EXPERIMENT
助成:文化庁文化芸術振興費補助金(劇場・音楽堂等機能強化推進事業)|独立行政法人日本芸術文化振興会



KYOTO EXPERIMENT 京都国際舞台芸術祭 2019 10.5 – 10.27
主催:京都国際舞台芸術祭実行委員会[京都市、ロームシアター京都(公益財団法人京都市音楽芸術文化振興財団)、京都芸術センター(公益財団法人京都市芸術文化協会)、京都造形芸術大学 舞台芸術研究センター]