本拠点の研究施設である京都芸術劇場(春秋座・studio21)は、2001年に京都芸術大学内に開設された、わが国の高等教育機関でははじめて実現した大学運営による本格的な劇場です。
古典芸能を新世紀へと受け継ぐことはもとより、新たな創作活動を通じてさらなる表現の可能性を追求する実験と冒険の場でもあります。
舞台芸術を通じて京都における伝統と創造の姿を全国へ、そして世界へと発信します。
京都芸術劇場における舞台芸術創造の運営にあたっているのが舞台芸術研究センターです。
所在地:
〒606-8271
京都市左京区北白川瓜生山2-116 京都芸術大学内
芸術監督:
市川猿之助 (2013年5月1日着任)
劇場全体の詳細なプログラムについては、京都芸術劇場のホームページをご覧ください。
http://k-pac.org/?page_id=35
大劇場「春秋座」は、観客席・舞台ともに本格的な歌舞伎スタイルを基本としながら、現代劇などの上演にも対応できる設計が特徴です。
歌舞伎のための花道、廻り舞台、鳥屋などを設置する一方で、オペラなどのためのオーケストラピットを設け、各種の舞台表現にも活用できる工夫を凝らしています。
小劇場<studio21>は、現代演劇やダンス、パフォーマンスなど、さまざまな舞台芸術のための実験空間です。
移動可能な照明設備や音響装置を備え、天井グリッドには機材や美術装置を自在に吊ることができます。客席用ひな壇は組替式で、スペースの縦使いや横使いも自由です。