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公募研究II:舞台芸術におけるLED照明の可能性ならびに、デジタルプログラミングとの連動
LED Symposium

01 - LED照明演出の現況、及び可能性(LED機材比較実験から) 13:00-14:30

司会: 岩村原太(京都造形芸術大学 舞台芸術学科准教授)

報告:

藤本隆行 比較実験から見えてきたもの。 LED照明デザイナーから見た特徴。 魚森理恵 今年度の研究から見えてきたもの。

内容:

今年度の研究を通して、舞台表現におけるLED照明使用の現状と可能性を、本研究の統括ならびに共同研究者から、 報告していただきます。 その後、その可能性や、短所、現状の舞台環境との整合性や特異性など、期待や予測も含めた意見を、パネラーのみな さんに、提示していただきたいと考えています。

 

02 - 舞台表現における光環境の展望、もしくは劇場空間の拡張あるいは変容 15:00-16:30

司会: 森山直人(京都造形芸術大学 舞台芸術学科 教授)

内容:

LED照明の普及に伴って、今後舞台表現に置ける光環境はどうなっていくのか、もしくはどうあるべきなのか。 また、LEDを含めたデジタルディバイスの侵入によって、劇場空間自体の定義が拡張もしくは変容していく可能性はあ るのか? 例えば、これまで「劇場」は、少なくないインフラの整備が必須でした。電力の供給・グリットやバトンなどの建築整備、 専門的な制御機器の導入、そしてその上に各種灯体やスピーカーなどの音響機器を揃え、そしてその制御の為のスキ ルを持ったテクニカルスタッフがいなければならない。 しかし現在の状況としては、コンピューターに代表されるデジタル機器の広がりにより、DTMで音楽の様相が変わった ように、舞台作品の成立する基盤が拡張あるいは変容する可能性があるかもしれない。 LEDの普及は、舞台の消費電力を引き下げ、パワードのスピーカーは直接コンピューターと繋がり、技術的なクリエー ションと制御は、数台のノートブックで行える。 そのような状況を見据えて、主に照明の観点を軸に、技術的な視点から、これからの劇場空間に関して、フリートーク 形式で意見の交換を計ります。

 

*今回のシンポジウムは、公開を前提としています。ただ、参加者は基本的な照明制御等の知識を、 すでに有している前提で意見の交換を行い、技術的な用語の解説などはありません。参加を希望される方は、お手数ですが事前に、下記の内容を拠点事務局までメールにてご連絡ください。

①氏名②連絡先(メールまたは電話)③所属(あれば)④同伴者人数

送付先(拠点事務局):kyoten*kuad.kyoto-art.ac.jp

(「*」を@に変えて送信してください。)

 

出演者

パネラー:

魚森理恵 (照明家)

杉原邦生 (演出家、舞台美術家)

玉田 邦夫 (有限会社タマ・テック・ラボ 代表取締役)

滑川武 (ロームシアター京都 技術部)

服部基 (照明家)

藤本隆行 (照明家、LED照明美術家)

吉本有輝子 (照明家)

 

研究統括ならびに共同研究者:藤本隆行・岩村原太・筆谷亮也・魚森理恵

 
開催2015年2月17日(火)料金無料
時間13:00-16:30座席自由(要予約)
会場京都造形芸術大学 NA408教室(京都造形芸術大学人間館4F)主催2014年度 <舞台芸術作品の創造・受容のための領域横断的・実践的研究拠点>共同研究プロジェクト「舞台芸術におけるLED照明の可能性ならびに、デジタルプログラミングとの連動」 研究代表者 藤本隆行

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共同利用・共同研究拠点事務局(舞台芸術研究センター内)
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