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2017年度研究プロジェクト「「ダンス2.0」の環境構築を通して今日的教育という課題へとダンスをつなぐ試み」
「未来のワークショップを創作する」ための研究会

BONUS第5回連結クリエイション関連企画

「未来のワークショップを創作する」ための研究会 参加者募集!!

 「ダンス上演のオルタナティヴとなるワークショップを発明してください」というテーマとともに今年度のBONUSは進んでいきます。ワークショップこそアーティストが観客と「自治的な集団の場」を創造しうる今日的表現形式なのではないか?そう考え、このテーマを神村恵、砂連尾理、篠田千明の3人に渡しました。今回のプロジェクトを通して、多くの参加者が未知なる「ワ ークショップ」の新鮮なアイディアを思いつき、実践する未来に期待しております。 来年1月には、京都造形芸術大学にてまとめのイベントを予定しています。それまでに大小様々な企画を進行していきます。

 まずは7月に研究会を行います。【リサーチ編】では、先ごろ直接民主制を導入するかもしれないというニュースで話題になった大川村(高知県土佐郡)を訪問します。離島を除くと日本最少人数の村で起きていることは、日本の未来を先取りしているかもしれません。ワークショップが 仮設的に社会を生成させる営みなら、高齢化や人口減少が進む共同体の現状を知ることで、集団 的創造のヒントが見つけられないか、、、との思いから、大川村をリサーチします。当日は、地 元の方との交流や急峻な地形を生かしたワークショップも準備しています。

【イベント編】では、前半に菅原直樹(OiBokkeShi主宰)さんの「老いと演劇のワークショップ」を体験し、考察していきます。後半は、前日までに実施された大川村のリサーチ成果を報告、また「ワークショップ」をめぐってのディスカッションを出演者たちと行い、議論を深めていきます。

【リサーチ編】【イベント編】どちらも、ワークショップの講師経験者の方、これからワークショップの講師を務めたいと考えている方、振付家・ダンサー、ダンス研究者、そしてもちろん一 般の参加者の方も大歓迎です。【イベント編】ではWSの見学希望者も募ります。

ワークショップは「未来のダンス」となるのか。皆さんと、ワークショップの可能性を考え・実行できたらと思います。

BONUSサイトにてワークショップにまつわるこれまでのインタビュー等が掲載されております。
ぜひご覧ください! → http://www.bonus.dance/


【リサーチ編】
「未来のワークショップを創作する」ための大川村訪問
日時:2017年7月7日~8日
集合場所・日時:
高松駅     7/7  11:00(7/8  16時ごろ高松駅解散)
参加料:実費のみ。募集人数は5名程度
主な内容:
・大川村の村民にお話を聞く(7/7の午後、夜を予定)
・神村恵さんのWS「山を平たく登るWS」(7/8の午前を予定)

【イベント編】
「未来のワークショップを創作する」ための研究会
日時:2017年7月9日   13:00-18:00
会場:京都造形芸術大学内      楽心荘
入場料:無料(事前予約制)
WS参加希望(30名程度)/WS見学希望(10名程度)
主な内容:
・菅原直樹「老いと演劇のワークショップ」を体験・考察する(13:00-15:30)
・大川村リサーチの報告会(15:30-16:00)
・未来の「ワークショップ」をめぐるディスカッション(16:00-18:00)
出演者:
菅原直樹(OiBokkeShi主宰)
神村恵(振付家・ダンサー)
篠田千明(作家・演出家)
砂連尾理(振付家・ダンサー)
伊藤亜紗(東京工業大学)
木村覚(日本女子大学BONUS)


 

〈予約方法〉

【リサーチ編】に参加希望の方は、6/30(早目にご相談ください)までに
bonus.dance.2@gmail.com宛てに件名を「ワークショップリサーチ」とし「お名前」「連絡先」「参加人数」を記入の上、メールをご送信ください。

【イベント編】に参加(見学)希望の方は、7/7までにbonus.dance.2@gmail.com 宛てに件名を「ワークショップイベント」とし「お名前」「参加/見学のどちらか」「連絡先」「参加人数」を記入の上、メールをご送信ください。(応募多数の場合予約を早目に締め切る場合があります)


 

BONUS第5回連結クリエイション関連企画
「未来のワークショップを創作する」ための研究会

研究代表者 木村覚(日本女子大学 BONUS)
研究分担者 伊藤亜紗(東京工業大学)
研究協力者   神村恵、篠田千明、砂連尾理
小沢康夫(日本パフォーマンス/アート研究所)

出演者

神村恵|かみむらめぐみ|振付家・ダンサー

ダンサー、振付家。2004年よりソロ作品を発表し始め、国内外の様々な場所でパフォーマンスを行う。2006年より、神村恵カンパニーとしても活動を開始。また、他のアーティストとの共同制作も精力的に行っている。2010年トヨタコレオグラフィーアワードファイナリスト。2014年4月、STスポット にてカンパニー作品「腹悶」を上演。物質としての体・感覚する主体としての体・何かを指し示す体、が交差する場としてダンスを立ち上げる方法論を探っている。

 

篠田千明|しのだ・ちはる|演出家・作家・イベンター

演出家、作家、イベンター。1982年東京生まれ。2004年に多摩美術大学の同級生と快快を立ち上げ、2012 年に脱退するまで、中心メンバーとして主に演出・脚本・ 企画を手がける。以後、バンコクを拠点としソロ活動を続ける。 近年は「四つの機劇」「非劇」と、劇の成り立ちそのものを問いながら作品を制作し、最新作はチリの作家の戯曲を元にした「ZOO」。 公益財団法人セゾン文化財団2016、17年度ジュニアフェロー。

 

砂連尾理|じゃれお・おさむ|振付家・ダンサー

91 年、寺田みさことダンスユニットを結成。02 年、「TOYOTA CHOREOGRAPHY AWARD 2002」にて、「次代を担う振付家賞」(グランプリ)、「オーディエンス賞」をW受賞。04年、京都市芸術文化特別奨励者。08年度文化庁・在外研修員として、ドイツ・ベルリンに1年滞在。近年はソロ活動を中心に、ドイツの障がい者劇団ティクバとの「Thikwa+Junkan Project」、京都・舞鶴の高齢者との「とつとつダンス」、宮城・閖上(ゆりあげ)の避難所生活者への取材が契機となってプロジェクト化した「猿とモルターレ」等を発表。著書に「老人ホームで生まれた〈とつとつダンス〉―ダンスのような、介護のような―」(晶文社)。

開催2017年7月7日(金)~9日(日)料金無料(要予約)
会場楽心荘(京都造形芸術大学内)主催2017年度研究プロジェクト「「ダンス2.0」の環境構築を通して今日的教育という課題へとダンスをつな ぐ試み」

お問い合わせ

京都芸術大学
共同利用・共同研究拠点事務局(舞台芸術研究センター内)
〒606-8271京都市左京区北白川瓜生山2-116
Tel:075-791-9144 Fax:075-791-9438

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

神村恵

 

 

 

 

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砂連尾理