京都芸術劇場 春秋座 芸術監督プログラム
ゴールドリボン+世界の子どもにワクチンを チャリティー企画
伝統芸能の今2014
5月10日(土)15:30
   11日(日)12:00 15:30

出演者

市川猿之助(歌舞伎俳優)

父は四代目市川段四郎。伯父には三代目市川猿之助。
祖母には女優・高杉早苗。九代目市川中車は従兄弟にあたる。慶應義塾大学文学部国文学科卒業。立役から女形まで幅広く活躍。06年6月ロンドン・アムステルダム公演では英国ローレンスオリビエ賞最優秀ダンス作品賞にノミネートされるなど、確かな実力で、最も目が離せない若手花形歌舞伎役者の一人である。古典作品はもちろん、蜷川幸雄演出『NINAGAWA十二夜』や三谷幸喜演出『決闘!高田馬場』など、新作歌舞伎にも意欲的に取り組む。さらに、活動の場は歌舞伎だけでなく、前川知大作・演出『狭き門より入れ』をはじめ、映画TVドラマ等、数多くの作品に出演している。
<オフィシャルホームページ> http://www.ennosuke.info/

上妻宏光 (三味線プレイヤー)

1973年茨城県出身。6歳より津軽三味線を始め、幼少の頃より数々の津軽三味線大会で優勝するなど、純邦楽界で高い評価を受け、2001年『AGATSUMA』にてメジャーデビュー。伝統的なジャンルのみに留まることなく、国内外において数多くのミュージシャンとのセッションを重ね“津軽三味線の伝統と革新”を追求し続けている。さらに日本全国の小学校において日本の伝統音楽の魅力を伝える授業を行っており、次世代への文化伝承にも力を注いでいる。
<オフィシャルホームページ> http://agatsuma.tv/

茂山逸平 (能楽師狂言方)

大蔵流狂言方。1979年生。4歳で『業平餅』の子方にて初舞台。その後『千歳』『三番三』『釣狐』を披く。1994年「花形狂言少年隊」を結成。2000年に、心・技・体、教育的古典狂言推進準備研修錬磨の会「TOPPA!」を千三郎、正邦、宗彦、茂、童司と共に主催。海外公演にも多数参加。また俳優として映画・ドラマ・CM・舞台でも幅広く活躍する。2006年より「HANAGATA」を正邦、宗彦、茂、童司と共に再開。二〇〇六年文化庁新進芸術家海外研修制度研修員としてフランスへ留学。著書に『茂山宗彦・茂山逸平と狂言へ行こう』(旬報社)。

亀井広忠 (能楽師囃子方)

大鼓方葛野流。1974年生まれ。亀井忠雄(人間国宝)の長男。母は歌舞伎長唄囃子方田中佐太郎。父及び八世観世銕之亟(人間国宝)に師事。六歳の時『羽衣』で初舞台。1982年『合甫』で初能。ビクター伝統文化振興財団賞奨励賞、日本伝統文化奨励賞受賞。国立能楽堂および国立劇場養成研修所講師。「三響會」主宰。
<三響會ホームページ> http://www.sankyokai.com/

田中傳次郎 (歌舞伎囃子方)

歌舞伎囃子方。1977年生まれ。父は能楽囃子葛野流大鼓方家元で人間国宝の亀井忠雄、母は歌舞伎囃子田中流前家元、九世田中佐太郎。亀井広忠、歌舞伎囃子方田中流家元・田中傳左衛門を兄に持つ。3歳のとき「田村」で初舞台。1994年11月に「七代目田中傳次郎」を襲名。市川猿之助歌舞伎やスーパー歌舞伎、復活の歌舞伎狂言など多数作調。「三響會」「一心会」「珠響」主宰。
<三響會ホームページ> http://www.sankyokai.com/