ダンスゼミ&ラボ

京都造形芸術大学舞台芸術研究センターでは、次世代を担うダンサー・コレオグラファーの継続的な育成・支援を目的として、2013年3月から3ヵ年計画で「ダンスゼミ&ラボ」を立ち上げます。10人の受講者を対象に身体と批評、その社会的発信をテーマにした講座(=「ゼミ」)を行いながら、気鋭のダンサー・コレオグラファーを招いてのワークショップ(=「ラボ」)を行い、批評と創作が密接にリンクした環境を作り上げ、あらたなダンスの地平を開く一歩を探ります。

ラボについて

ラボは非公開です。
ラボ期間:3/18(月)~3/23(土)

14:00-18:30

ダンサー・コレオグラファーのリア・ロドリゲス氏をゲスト講師としてワークショップをおこないます。

協力:藤原康弘[照明]、浜村修司[ステージ・マネージャー]、荒木優光[サウンド・デザイナー]

19:00-21:00

照明や音響に関わる実験を行い、空間と身体の関係について思考する自主ゼミをおこないます。

ラボ講師プロフィール


© Sammi Landweer

ブラジル・サンパウロ出身のリア・ロドリゲスは、1980年~1982年マギー・マラン(フランス)のカンパニーに参加し、初期の代表作に出演、ヨーロッパを中心に活躍した。その後母国ブラジルへ戻り、自身のカンパニーを設立。更に1992年に立ち上げたフェスティバル<Panorama>では、2005年まで芸術監督を務め、南米最大のダンスフェスティバルに成長させるなど、ブラジルのパフォーミング・アーツ界を牽引してきた。一方で2005年からは、カンパニーの拠点をリオデジャネイロに多く存在する貧民街のひとつであるマレに移住。ほぼ廃墟といえる建物をスタジオにリノベーションし、アーティストが制作活動を行える施設として立ち上げ、作品の制作・発表に限らず、ワークショップなどを通じてそこに暮らす人々を巻き込む活動を展開している。