6月15日(日)に春秋座で開催する「琉球舞踊と組踊 春秋座公演」に出演する立方・地謡の皆様を講師にお招きし、楽しいおしゃべりで舞踊の紹介や衣装・楽器の説明、からだをうごかしての舞踊ワークショップを行います。
琉球舞踊の魅力をじかに知っていただくたいへん貴重な機会です。
皆様のご参加お待ちしております。
6月15日(日)に春秋座で開催します【琉球舞踊と組踊 春秋座公演】に先がけ、組踊『執心鐘入』の背景を探るレクチャーを開催いたします。
薩摩や江戸で能や歌舞伎などの芸能に触れた玉城朝薫(たまぐすくちょうくん)が、1719 年に歴史上初めて上演した組踊『執心鐘入』。朝薫は何に出会い、何に影響を受け『執心鐘入』を創作したのか…
今回は、能『道成寺』と歌舞伎の「道成寺もの」の作品も見比べながら、国立劇場おきなわの芸術監督・嘉数道彦氏をお招きし『執心鐘入』の背景や魅力に迫ります。
1979年、沖縄県生まれ。宮城流能里乃会教師。幼少の頃より初代宮城能造・宮城能里に琉球舞踊を師事。沖縄タイムス社芸術選奨奨励賞受賞。沖縄県立芸術大学大学院音楽芸術研究科修士課程修了。在学中より多くの新作組踊作品の創作・脚本・演出を手がける。同大非常勤講師を経て、2013 年より国立劇場おきなわ芸術監督兼企画制作課長に就任。
1957年、東京都生まれ。文学博士。研究領域は近世演劇を中心とした古典芸能。
伝統芸能公演の企画・制作にも携わる。平成11 年『江戸時代の歌舞伎役者』で芸術選奨文部大臣新人賞。その他の著書に『ミーハー歌舞伎』『21 世紀に読む日本の古典 東海道四谷怪談』『歌舞伎と人形浄瑠璃』『二代目市川團十郎 役者の氏神』『歌舞伎ギャラリー50』『元禄上方歌舞伎復元』『歌舞伎から江戸を読み直す- 恥と情-』、『八代目坂東三津五郎 空前絶後の人』など。
1946年、東京都生まれ。専門は能楽研究。大阪大学名誉教授。早稲田大学法学部卒業後、国学院大学大学院文学研究科修了。『翁猿楽研究』で第18 回観世寿夫記念法政大学能楽賞、『世阿弥がいた場所』で第40 回日本演劇学会河竹賞を受賞。ほかに『能に憑かれた権力者』『現代能楽講義』『能苑逍遥』(上・中・下)、『能を読む』全4 巻(共編著)などがある。
主催・お問合せ:京都造形芸術大学 舞台芸術研究センター 担当:土屋・川原
TEL:075-791-9437