愛をこめて、貴方たちの敵より。 ゼロ・アワー -東京ローズ最後のテープ

クレジット

作・演出・美術 やなぎみわ

神戸市生まれ。京都市立芸術大学大学院美術研究科終了。 1990年代後半より、若い女性をモチーフに、CGや特殊メイクを駆使した写真作品を発表し、とりわけ、制服を身につけた案内嬢たちが商業施設空間に佇む「エレベーターガール」のシリーズで注目を集めた。2000年より、女性が空想する半世紀後の自分を写真で再現した「マイグランドマザーズ」シリーズ、少女と老婆が登場する物語を題材にした「フェアリーテイル」シリーズ等を手がけるほか、ドイツ・グッゲンハイム美術館、原美術館、大阪国立国際美術館などで国内外での個展多数。 2009年、第53回ヴェネツィア・ビエンナーレ日本館代表。 2010年より演劇公演を手がけるようになり、2011年、本格的に演劇プロジェクトを始動。大正期の日本を舞台に、新興芸術運動の揺籃を描いた「1923」三部作、明治後期のパノラマ館などを舞台にした「パノラマ」シリーズを、美術館と劇場双方で上演したことで話題を集めた。また、ヨコハマトリエンナーレ2014にて移動舞台車を発表。PARASOHIA:京都国際現代芸術祭2015を皮切りに、「日輪の翼」(原作:中上建次)を台湾製の移動舞台トレーラーで上演するなど、精力的に活動している。

振付 松本芽紅見

 

 

舞台監督:浜村修司  舞台監督補:武吉浩二  音響:小早川保隆  照明:池辺茜  映像制作:三谷正  映像操作:中村敬亮  字幕操作:黒飛忠紀  小道具制作:黒飛忠紀、許品祥  衣裳デザイン・制作:朝倉夕加里  宣伝美術・制作協力:木村三晴  翻訳:マチダゲン  装置デザイン:トラフ建築設計事務所  チェス棋譜制作:若島正 演出助手:山﨑なし  制作:井上美葉子

主催:京都造形芸術大学舞台芸術研究センター

協力:KAAT神奈川芸術劇場、ジャパン・ソサエティ、立誠・文化のまち運営委員会、特定非営利活動法人コミュニティアートセンタープラッツ/城崎国際アートセンター、京都造形芸術大学ウルトラファクトリー、資生堂、おおさか創造千島財団、三木万侑加(ピアノ演奏) 共同製作(初演):あいちトリエンナーレ2013

助成:平成27年度 文化庁 大学を活用した文化芸術推進事業 京都芸術センター制作支援事業