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なりきり!春秋座☆ツアー 後編

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ばぁ!みんな元気?
今日は前回の続き、春秋座☆ツアーのレポートをするね♪

 

さぁ!休憩が明けたら、見せ場がたくさん♪まずは、まわり盆1で場面転換。春秋座のまわり盆は早さを11段階に調整できる優れもの♪市川猿翁(えんおう)さんのこだわりでどんなシーンにも対応できるようにつくってあるんだよ。

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大ぜリ2と小ゼリが揃うセリも自慢だよ!では、ぼくたちもセリでかっこ良く退場です〜♪

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最後は奈落(ならく)3に到着…。しーんとしていて、少し寒くて恐いなぁ…。
「奈落の底」っていうことばの「奈落」はこの場所のこと!
江戸時代は、人力で盆やセリを動かしていたから、屈強で(事情があって地上で働けない)男の人がたくさん働いていたんだって。う〜ん…確かに想像したらあまり奈落の底には来たくないかなぁ…

 

役者になりきって舞台を歩くのはとってもわくわくしたよ☆
歌舞伎の舞台には昔からの工夫がたくさん!江戸の人たちは全力で歌舞伎を面白くしようとしたんだろうな〜今でも、同じ機構で歌舞伎を楽しめるってすごく幸せなことなだね!

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後半は楽屋に移動して、黒衣さんのお仕事についてお勉強したよ。伝説の黒衣、坂東八重之助(ばんどうやえのすけ)さん4についてゆうちゃんが教えてくれたんだ♪
いつも、主役を見ちゃうけど、黒衣さんがいないと舞台は完成しないんだね!ぼく、猿之助さんのお弟子さんとも何度か会ったことがあるけれど、とても優しくて素敵なんだ♡今度は黒衣さんにも注目してみようっと!

 

みんなどうだったかな?
本当にたのしいツアーだったな☆ぼく、歌舞伎の歴史や舞台のことを知ってもっと歌舞伎が好きになったよ。

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ゆうちゃん、黒衣ちゃん、本当にありがとうございました〜☆

  1. 1 まわり盆…舞台中央の床を大きく円形に切って回転させる廻り舞台。
  2. 2 セリ…役者や大道具を奈落からせり上げ、またせり下げる機構。
  3. 3 奈落…劇場の地下室。まわり盆やセリの装置がある。
  4. 4 坂東八重之助…大正から昭和にかけて活躍した歌舞伎役者。昭和39年に無形文化財保持者となり、立(殺陣)師として活躍した。

なりきり!春秋座☆ツアー 前編

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こんにちは!このすけだよ☆

 

もうすぐ6月だね!みんなは何をして過ごしているのかな?
今日は、4月の終わりに行った「春秋座☆ツアー」のレポートをするね!
ぼく達、歌舞伎俳優になりきって舞台の裏側を巡ったんだ☆

 

学生のみんなに、歌舞伎の面白さを身近に感じてもらいたい!と思って、ぼくたちこのすけプロジェクトで歌舞伎講座を企画しているんだ♪
今回は去年12月に続いて第2弾!入学したばかりの1年生のみんながたくさん参加してくれたよ。

 

さあ!まずは搬入口から出発♪
ツアーガイド兼講師は、ゆうちゃんこと木ノ下裕一さん!そして、今回はスペシャルでふたりの黒衣(くろご)1ちゃんがお手伝いをしてくれました〜

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公演の時には大きなトラックが停まって、道具の搬入がされるんだ。
役者さんも車でここに到着です♪

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劇場内に入ったら着到板で名札を裏返して、劇場の神様にご挨拶。今日も無事に舞台を終えられますようにってお願いするんだ。劇場の神様はお稲荷さんの“狐”が多いんだって!この日はぼくが神様役をしたよ♪

 

さて次は、いよいよ身支度です!

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春秋座の公演の時には、2つの大部屋の楽屋に加えて、舞台のすぐ裏側のスペースに仮設の楽屋が建つんだ!(写真の左側の映っているのが仮設楽屋だよ♪)実際は床に畳が敷かれて、床山(とこやま)2さんやお弟子さん、俳優さんでぎゅうぎゅうになるんだって。

 

ちょん♪ちょん♪

 

あ!?拍子木3の音が聴こえてきたよ!さぁ〜いよいよ出番でござる。
今日のぼくたちは、花道4からの登場だよ〜☆

 

花道は意外と幅が狭くて、大きな衣裳を着て歩くのは大変そうだな〜って思ったよ。
花道の名前の由来には色々な説があるんだ。そのひとつに“当初、お客さんが俳優さんにお花(プレゼント)を渡すための場所で、それが演出で使われるようになり残った”というお話があるんだって!面白いな♪

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七三の位置にあるすっぽん5は、ぼくたち狐やお化けが登場するシーンに使われるよ♪女狐の葛の葉(くずのは)ちゃん6が退場する時もすっぽんだよね!

 

いよいよ舞台に役者さんが勢揃い!背景は松葉目(まつばめ)だよ。
歌舞伎は他の芸能にヒントを得たものが沢山あるけれど、松葉目は能に由来する演目で使われるんだ。春秋座では、昨年12月の「未来創伝」でも使われたよ!

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ぼく、客席が近くてびっくりしちゃった!たまに、俳優さんと目が合っている気がする時があるけど、俳優さんからもお客さんの顔がよく見えているんだね。

 

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幕間になって、定式幕(じょうしきまく)がさがりました〜☆裏側からみる定式幕は大きくて大迫力だ…!

 

今日はここまで♪
休憩をはさんだ後半は、まわり盆やセリで見せ場がたくさん!続きを楽しみにしててね〜★じゃあね!

 

 

  1. 1 黒衣…観客からは見えないという設定の元で舞台に現れ、役者の後ろに控えて演技の手伝いをする。目立たないよう黒い衣服を着ている。
  2. 2 床山…歌舞伎役者のかつらを結い、世話をする人。
  3. 3 拍子木…二つ打ち合わせて鳴らす四角い木。拍子を取ったり、幕の開閉の合図などに打ち鳴らす。
  4. 4 花道…歌舞伎劇場のみに存在する機構。役者の出入りする道。
  5. 5 すっぽん…花道にある切穴。役者をせり上がらせる為のもの。
  6. 6 葛の葉…歌舞伎の演目『芦屋道満大内鑑(あしやどうまんおおうちかがみ)』に出てくる女狐。かつての恩を返す為に主人の女房に化けて、子どもを産み育てる。最後に正体がばれて森に帰る際に、名残惜しい気持ちを唄でよむ「曲書き」がひとつの見どころとなっている。

だいすき メンバー紹介〜☆ 前編

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こんにちは!このすけだよ♪

今日は、ぼくと一緒に「市川猿之助芸術監督プログラム」のPRをしている「このすけプロジェクト」のメンバーを紹介しようと思います!じゃーん☆

 

このすけプロジェクトは、ぼくが猿之助さんのお手伝いをはじめた去年の5月に結成された学生さんたちのチームなんだ。ウェブサイトや公演でのイベント、歌舞伎講座など!4人のメンバーが幅広く活動をしてくれているよ♪

ぼくがだいすきな4人のことをみんなにも知って欲しいな♡

がんばって描いた似顔絵で、紹介するね!

 

 

しほちゃん:イラストレーター・デザイナー

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ぼくの生みの親、しほちゃん!

しほちゃんはとってもイラストが上手なんだよ。

毎月の4コマ漫画はぼくもお気に入り♪(このすけの部屋で見られるよ!)

他にも、ゲームアプリのキャラクタ―や新聞の挿絵も描いていて大活躍中なんだ!

 

バレーボールも得意で、よくいっしょに遊ぶよ。ぼくの楽しみはなんと言っても、遊んだ後のおやつ♪ぼく達、おやつの三色だんごをどちらが食べるかジャンケンをするんだ!

4勝1敗中で、ぼくの方が強いんだよ。ふふん♪

 

 

はなえちゃん:デザイナー

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はなえちゃんは、ウェブサイトやぼくのグッズをデザインしているよ!パソコンでつくってくれるんだけど、いつも隣で「カッコよく見せてね♡」ってお願いするんだ☆

今は舞踊公演に向けてグッズとイベントの準備中♪ぼくもわくわくしてるんだ〜みんな、楽しみにしててね☆

 

歌もとっても上手で、はなえちゃんが歌う“上を向いて歩こう”は渋くてたまらないんだ〜♡

はなえちゃんファミリーは音楽が大好きで、お家で音楽にあわせて踊ったりするんだって♪楽しそう〜!!

 

 

ふう〜。今日はここまで!

みんながこのすけプロジェクトのことも、どんどん応援してくれると嬉しいな〜♪

続きは、また明日♪じゃあね!

中日劇場☆
四月花形歌舞伎を観にいったよ!

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こんにちは、このすけだよ!
4月15日に名古屋の中日劇場へ四月花形歌舞伎を観にいったよ!
今日は観劇レポートをするね♪

 

「はじめての新幹線!わくわく……」
「はじめての新幹線!わくわく……」

 

大好きな猿之助さんの活躍を早く見たくて、ぼく名古屋まで新幹線で行っちゃった♪劇場に着いたらいよいよ猿之助さんに会えると思ってドキドキ…!

 

「わ〜♡新幹線を降りたらポスターを発見!早く会いたいな。」
「わ〜♡新幹線を降りたらポスターを発見!早く会いたいな。」

 

入ってビックリしたんだけど、中日劇場はすっごく広くて舞台が大きいんだよ。でも、ぼくの春秋座も負けてないよね!

 

いよいよ舞台が始まって最初の演目は、中日劇場の開場五十周年を記念して市川右近さんが演じる『操り三番叟』!
操り人形が三番叟を踊る演目なんだけど、三番叟は春秋座にも所縁の深い演目だから、ぼくも思わずじーんとしちゃったよ。(前回の記事で、理事長と三番叟についてもお話しているよ!)
唄に合わせて踊りが激しくなったり、しっとり艶やかになったり…もう目が釘付けなんだ。とくに糸を引っ張られて腕を動かす仕草は、操り人形と後見さんの息がぴったり合ってて感激…! ぼくも踊りたくなっちゃった♡

 

休憩を挟んで後半の演目はいよいよ猿之助さんが大活躍する『雪之丞変化』!
なんと!猿之助さんは一人で、中村雪之丞、母ゆき、闇太郎の三役を演じるんだ♪元は、三上於菟吉さんの時代小説で、これまで何度も舞台や映画になっているんだよ。今回は、猿之助さんの演出で歌舞伎化されたんだ!

 

雪之丞は中村座で大人気の女形役者♪でも、実は幼い頃に両親を濡れ衣の罪で殺されていて、今は敵を討つチャンスを待っているんだ……
劇中劇のシーンでは、ぼく、江戸時代にタイムスリップした気分で、すっかり雪之丞さんのファンになっちゃった!特に雪之丞が踊る八重垣姫の人形振りは見とれちゃったなぁ……
この時、雪之丞は仇討ちを一座のみんなに打ち明けられなくて苦しんでいるんだけど、その覚悟や辛さが八重垣姫の踊りに表れているように感じて、雪ちゃんがんばれー!って応援したくなっちゃった!
でもね、この後に片岡愛之助さん演じる座長菊之丞が全てを察して雪之丞の背中を押してあげるんだ!関西弁で励ます頼もしい菊之丞さん、男前だったな〜

 

そうそう、今回の見どころは何と言っても猿之助さんの演出だよ!
照明も役者さんの動きに合わせて動くし、月夜の場面はすっごくリアルで綺麗なんだ。歌舞伎でもあんなに凄いことができるなんて、ぼく、歌舞伎に対するイメージが変わったよ!

 

そして、クライマックスの立ち回りでは闇太郎っていう義賊(猿之助さん)も雪之丞に協力して、2人で一緒に悪い奴と戦うんだ。猿之助さんがふたりいてびっくりしちゃった!猿之助さんは化けるが上手だなぁ……ぼくも猿之助さんみたいに自由自在に化けられるようになりたいな。
終盤には猿之助さんの宙乗りもあって、客席のみんなで盛り上がっちゃった♪菊之丞一座の皆に見送られて凧で飛んで行くんだよ。途中ですごく近くまで来てくれて、ぼく手を振ったら目があったんだ〜!

やっぱり劇場で観る歌舞伎は迫力があっていいよね。今回も猿之助さんのかっこいい姿をたくさん見られたし、とっても楽しかったな!

 

舞台が終ったあとは、楽屋まで猿之助さんに会いに行ったよ。

 

「愛之助さんの楽屋の奥が猿之助さんの楽屋……」(奥じゃなくて隣だよ〜)「!?」
「愛之助さんの楽屋の奥が猿之助さんの楽屋……」(奥じゃなくて隣だよ〜)「!?」

 

隣が愛之助さんの部屋で、ぼく、劇中の中村座の楽屋を思い出しちゃった…♡
楽屋に入る前はすっごくドキドキだったけど、中に入ると猿之助さんが温かい笑顔で迎えてくれて感激…っ!
ぼく猿之助さんにお手紙を書いて行ったんだけど、とても喜んでくれて嬉しかったな♪鏡の前に飾ってくれたんだ♡♡
6月に春秋座で上演される歌舞伎舞踊公演の限定グッズについての相談もしたよ。みんな楽しみに待っててね!

 

「猿之助さんの楽屋に到着!」
「猿之助さんの楽屋に到着!」

 

猿之助さんもぼくの活躍を応援してくれてるって!ぼくも猿之助さんみたいになれるように、一生懸命頑張ろうっと!みんなも応援してね♪

それじゃあまたね!

春秋座に込められた熱い思い
☆春の特別対談

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こんにちは!このすけだよ。
あっという間にゴールデンウィークだね。みんなはどんな風に過ごしているかな?
6月の舞踊公演も待ちきれないね♪
さぁ!ぼくものんびりしてはいられない!!
みんながもっと公演を楽しめるように、今日は春のスペシャルトーク、春秋座創建の秘話をお届けするよ。

 

みんなも知っての通り、春秋座は日本で唯一の大学内に建つ本格歌舞伎劇場で、2001年に先代の徳山詳直(しょうちょく)理事長1と二代目市川猿翁さん(当時 三代目猿之助)が熱い思いでつくり上げたんだ。
(こけら)落しでは当時まだ亀治郎だった猿之助さんが『春秋三番叟(しゅんじゅうさんばそう)2を舞ったんだって!
ぼく、もっと春秋座や当時の猿之助さんのことを知りたいと思って、猿之助さんととっても仲良しな徳山豊理事長3におはなしを聞いてきたよ♪

 

  1. 1 徳山詳直(しょうちょく)理事長…1977年に京都造形芸術大学の前身である京都芸術短期大学、1991年に京都造形芸術大学を創設。吉田松陰や岡倉天心に深く傾倒しながら、藝術の力による国づくり「藝術立国」を志して、東洋の思想を基盤にした藝術教育に生涯を捧げた。
  2. 2 三番叟…元は能の「翁」を歌舞伎化した演目。神聖な ものとして正月や杮落しなどの晴れの日に上演される。
  3. 3 徳山豊理事長…2014年7月より、父 詳直の後を継いで京都造形芸術大学の理事長に就任。

 

*****

このすけ
理事長こんにちは。ぼく、このすけです!
早速ですが、何がきっかけで春秋座はつくられたんですか?

 

徳山豊理事長
それは、先代の徳山詳直(しょうちょく)理事長が、「学生に感動する心を育てたい」という強い思いを持ち、スーパー歌舞伎など新しくも一流の表現を追求する猿翁さんに相談したことに始まります。猿翁さんは「教壇で教えることはできないけれど、歌舞伎を演じる姿を通して“感動”を伝えることはできます。」と受けてくれました。そして、舞台となる劇場をつくることになったのです。このすけ、人が感動するのはどんな舞台だと思う?

 

このすけ:う〜ん……やっぱり役者さんの思いが伝わってくる舞台かな。

 

徳山豊理事長
そうだよね。先代達も、演じる側に熱い気持ちが入ると、それが伝わって観客を感動させることができると考えたんだよ。ならば、一流の表現者たちが「この舞台に立ちたい」と本気になれる本物の劇場をつくろうと、本格歌舞伎劇場“春秋座”が誕生しました。
春秋座の舞台は、花道やすっぽん、宙乗りができる仕組み等、歌舞伎に必要な装置は全て揃っていますし、舞台の床や壁は木材を使っています。一切見せかけのない本物の劇場をつくることにこだわったのです。
一方で、このすけも知っているように、春秋座の裏側にはエレベーターも、華美な楽屋もありません。猿翁さんご自身が、役者が過ごす裏側よりも演じる空間づくりに力を注ごうと決められたのです。

 

このすけ:そうだったんだ!確かに、楽屋は大部屋で、役者さんたちはみんなで一緒に過ごしていますね。ぼく、初めて見た時びっくりしちゃった!

 

徳山豊理事長:そう、猿翁さんが「みんな一緒でいいじゃない」と仰って。感動を届ける為に本気でつくられた劇場なんだよ。

 

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このすけ:猿之助さん(当時 亀治郎)は、春秋座の杮落しに出演されたと聞きました!

 

徳山豊理事長:そうです。(こけら)落しの『春秋三番叟(しゅんじゅうさんばそう)』は、いまだに忘れられないな。様々な「三番叟」を見てきたけれど、中でも、あの『春秋三番叟』は強く心に残っています。美しく、迫力があり、魂がびんびんと伝わってきました。私は猿之助さんを側で見ていて、彼が猿翁さんを尊敬し、目標にしているように感じていました。あの『春秋三番叟』は彼の猿翁さんに対する気持ちが表れていたように思います。

 

このすけ:そっかぁ……僕も観たかったなぁ…。その頃と、今の猿之助さんで変わったところはありますか?

 

徳山豊理事長:やはり表現力ではないでしょうか。彼が「市川猿之助」という名前を襲名し、澤瀉屋のトップで一門を引っ張っていく存在として責任が大きくなったことで、彼の表現力に一段と磨きがかかったと思いますね。

 

このすけ:なるほど……猿之助さんも春秋座もすごいなぁ…

 

徳山豊理事長:そうだよ。
私は理事長として、お客様はもちろん、学生にもっと「一流の表現」に触れて、刺激を受けて欲しいと思います。
私は、学生も猿之助さんも「表現者」という意味では同じ存在だと思っています。猿之助さんの表現力を通して、学生自身の感性を磨いて欲しい。芸術監督プログラムにはその力がありますから。
その為にも、このすけは、もっともっと芸術監督の思いを発信していってね!まずは健康が一番だから、しっかり食べて、しっかり寝るんだよ。

 

このすけ:わかりました!わぁ〜責任重大だ……がんばります!!!!

 

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このすけ後記
理事長とおはなしをして、春秋座に込められた熱い思いを知れたよ。
ぼく感動しちゃった……学生のみんなにもっと春秋座に来てほしいな!がんばろうっと♪
そうそう、昨日は学生のみんなと春秋座ツアーをしたんだよ。すっごく楽しかったなぁ…また報告するね☆
それに6月の公演に向けてもいろいろと準備もしてるんだ〜みんな楽しみにしててね!

猿之助さんとクリスマス!

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こんにちは!このすけだよ。

明けましておめでとうございます。

みんな、今年もよろしくね!

 

今日は、去年のクリスマスに春秋座に猿之助さんが来てくれたときのことをお話しするね!
サンタさんは来なくて寂しかったんだけど、猿之助さんと会えてすごくうれしかったな〜
『未来創伝』という公演の後ですこしお話したんだ!
未来創伝のポスターを見つめるこのすけ
みんなにも少し聞かせてあげるね!

 

このすけ:猿之助さん、今年いちばん思い出に残ってる公演はありますか?

 

猿之助:今年はそんなに来られなかったからな……前理事長の学園葬かな

 

このすけ:え?来てたの!?知らなかったです!

今年は春秋座で8年ぶりの宙乗りもしたよね♪ぼくすっごく感激したんだけど、来年への意気込みはありますか?

 

猿之助:今年よりほんの少しは多く来たいかな。あくまで希望だけど!

 

このすけ:楽しみにしてます!では、来年もぼくが頑張れるように喝をいれてください!

 

猿之助:このすけは本当に活躍してるの??

 

このすけ:えぇ!!?

 

猿之助:もっと、名前が轟くように頑張ってほしいね。

 

このすけ:承知したでござる!頑張らなきゃ〜〜

じゃあ最後に、春秋座の公演を楽しみにしているお客さまに、メッセージをお願いします。

 

猿之助:まだまだ“芸術監督プログラム”が根づいてないので、“こういう劇場があるんだよ”ってことをみなさんの口コミで外へ広げていって欲しいです。

 

このすけ:ぼくも、春秋座を知ってもらえるように京都から全国へ広報を頑張らなきゃ!

 

猿之助:そうだよ、頑張ってね。

 

このすけを抱える市川猿之助さん

 

 

インタビュー後おまけ…

 

このすけ:猿之助さん!ねぇねぇ、だっこして〜

 

猿之助:よし!おいで……重いな!!

 

このすけ:えっ……!?

 

このすけを見つめる市川猿之助さん

歌舞伎講座をしたよ!

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みんなこんにちは!
このすけだよ!

こちらを向いたこのすけ

昨日は「これヤバい歌舞伎講座」を開いたよ!
30人ものひとが集まってくれてとても賑やかな会場になったよ
講師は木ノ下裕一さん。
僕はゆうちゃんって呼んでるんだけど、すっごくもの知りでかっこよかったな〜〜〜!!!
ますます歌舞伎のことが好きになっちゃった!

たくさんの「めっちゃヤバい」が挙がった会場

前半は扇子の形をした「これヤバいカード」を使って、みんなでヤバい判定をして盛り上がったよ!
いちばんの「ヤバい」は6代目尾上菊五郎さんの舞踊に決定〜
菊五郎さんは踊りの名手で、ぼくも見とれちゃったなぁ…

講師のゆうちゃんの話を聞くこのすけ

後半は「寺子屋」の首実検のシーンを見てみんなで「ヤバい」ところを探したよ。
そのあとで、ゆうちゃんがもっと詳しく「寺子屋」の魅力について教えてくれたんだ
ストーリーはヤバかったし、衣装の秘密も知っちゃった!

 

ゆうちゃんのお話にみんな夢中で、もっと聴きたい!っていう声も多かったんだ
また、2回目の講座をやりたいなぁ
そのときはまたみんな来てね!

 

講座のあとでゆうちゃんとミニ反省会…

このすけとゆうちゃん

木ノ下:このすけちゃん、どうやった? 今日の講座。

 

このすけ:ゆうちゃん、すっごく面白かったよ♡

 

木ノ下:あ、そう!

 

このすけ:でもきつねがでてこなかったのが残念だったな〜

 

木ノ下:あ〜そうやな!でも、用意してたのよ。このすけちゃんが好きな「義経千本桜」の宙乗り!でも時間がなくて出せなかった…怒ってる?

 

このすけ:うん、ちょっと怒ってる。

 

木ノ下:ちょっと怒ってんねや!ごめんごめん。でも、こんなにたくさんのひとがこのすけちゃんのグッズ“ヤバい扇子カード”を持ってくれて良かったやん。「アイドルか!?」ってくらいやで?

 

(*ヤバい扇子カード…講座前半で、講師が紹介するネタに対して“めっちゃヤバい”か “すこしヤバい”かを、来場者が判定するというコーナーで使用。このすけの似顔絵が描かれていた)

 

このすけに話しかけるゆうちゃん

このすけ:そうだよ!みんな僕の黄色に染まってたよ!

 

木ノ下:そうやで。でもね、このすけちゃん。“めっちゃヤバい”は黄色やけど、“すこしヤバい”は青やからね。それはつまり、木ノ下先生がですね、このすけちゃんの黄色になるようにレクチャーをしたってことですよ。

 

このすけ:ゆうちゃんありがとう♡ 僕、もっともっとたくさんのひとに歌舞伎の面白さを知ってほしいなぁ〜

 

木ノ下:そうだね、これからこれから!こうしてブログもはじめたしね。

 

このすけ:うん、そうだよ!今日は本当にありがとう♡

そうそう、ゆうちゃん、もうすぐクリスマスだね♡ 僕さ、最近ほしいものが…